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私は、いくらの住まいが買えるか
中古マンションを購入しようと思っても、私はいくらの中古マンションが買えるのか。これがないといくらの物件を探して良いのか分かりません。
それには、あなたの「借りられる金額」と「返せる金額」が必要です。「借りられる金額」と「返せる金額」の内容とは・・・。
■「借りられる金額」と「返せる金額」は違う
住宅ローンを考える時に注意が必要なのは、「借りられる金額」と「返せる金額」とが違うことです。
「借りられる金額」は、金融機関が借り主であるあなたの年収や勤続年数、他のローン借入額などを審査して、決められます。
しかし、これは金融機関側の形式的な分析であって、各家庭の内情まで加味したものではありません。
「返せる金額」は、あなたの家族構成、ライフスタイル、将来設計の違いで変わってきます。
あなたの年収は、将来の昇給を期待しても、勤務先の会社の経営状態や本人の能力によって大きく左右されます。
また、これから進学する子供がいる場合は、公立か私立かによっても、家計のゆとりは変わってきます。高齢者の親のいる場合は、将来の介護のことも考えておく必要があります。
■「返せる金額」は、自分にしか分からない
一般的には、「現在の家賃」+「年間貯蓄額」が「返せる金額」だと言われます。
しかし、暮らしにはゆとりが必要です。それには、あなたと家族の未来予想図を元に、その中から必要となる、教育費や老後の資金などを差し引いて計算しておくことが大切です。
また、固定資産税や管理費・修繕積立金などのランニングコストも考慮しておかなければなりません。
それならば、最初から「返せる金額」を貸してくれれば良いのにと。でも「返せる金額」は、借り主であるあなたにしか分かりません。「返せる金額」は、あなたが判断しなければなりません。
「借りられる金額」と「返せる金額」には、ギャップがあります。将来、中古マンションを購入しようと思っているあなたの家計が破綻しないためにも、しっかりとした未来予想図を作ることが大切です。
■不動産広告のシミュレーションは、あくまでも目安
不動産広告で「頭金ゼロで購入可」「月々のお支払い○万円より」という文面をよく見かけます。
頭金がなくて、月々の支払いも今の家賃より安いならお得と、あなたも感じていませんか。
しかし、こうした広告をよく見ると、たいていは、変動金利1%、返済期間35年で計算しています。
この条件で2500万円の融資を受けた場合、毎月の返済額は約7万円(ボーナス払いなし)ですが、金利が上昇して1%が3%になれば、毎月約9万円に跳ね上がります。
資金や融資についての一般的なシミュレーションは、あくまで目安です。中古マンションを購入しようと思っているあなた、じっくりと検討することが必要です。